ゲームしタイチロー

ポケモンやポケモン以外のことを書きます

今まで読んだ漫画作品を列挙する

タイトル通りの内容の記事です。説明事項は記事上部(ここ)、雑記は下部に載せておきます。

 

説明事項

・2014年以降(一人暮らし時期≒自発的に漫画を買った時期)に買った漫画のみ対象とします。

・各作品に対して簡単な紹介と感想と雑文を添えます。

・1巻だけお試しで買った、等の作品は省略します(そもそも既刊が1巻しかない場合を除く)。

・同人誌系は含めないものとします。余談ですが49P未満の同人誌は定義上「本」ではないそうです

・漏れがあるかもしれないので気づき次第追記するかもしれません。

 

 (※順番はほんのりジャンル別ですが基本適当です)

 

アニメ化された作品

 

ゆゆ式

購入理由:アニメが面白かったから(以下特筆しない限り同様の理由につき省略)

既刊:10巻

仲良しな女子高生3人組の織りなす日常風景の一端を切り取ったような作品です。

ゆゆ式は日常系の中の日常系といった感じの作品です。これは褒め言葉としての文脈だけではなく(個人的にはそちらの意味も多分にあるのですが)、ゆゆ式は本当に登場人物たちの日々の何気ない会話やふるまいにのみ焦点を当てて描写されていて、一貫した「物語」や強い「主題」といったものが存在しない作品です。それ故に彼女たちの日常がありありと描写された、ある種とても写実的な作品であると言えます。

 

きんいろモザイク

既刊:10巻

日本人や英国人の大層少々変わった少女たちの織り成す日常を描いた作品です。実質大逆転裁判

つい最近原作が完結した作品です。私は単行本派なのでこの記事を書いている時点ではまだ最終話は読めていないのですが、今後もメディアミックス等はもう少し続くらしいので心待ちにしています。内容としてはコメディの比率が割合多めなので気軽に読めるかと思います。

最終11巻は2020/4/27発売

 

ゆるキャン△

既刊:10巻

少女達がソロだったり集団だったりで冬のキャンプ場にて様々な形でキャンプをする作品です。アニメ化や実写化を初めとしたメディアミックスに対して意欲的な作品でもあります。

漫画版はアニメ版と比べて会話劇のシュールさや雰囲気のゆるさ等を強調したつくりになっている気がします(当然漫画の方が先なので本来順序は逆なんだけど)。

 

まちカドまぞく

既刊:5巻

購入理由:アニメ化に際してtwitterで猛烈におすすめしている方がいたので

突如自分が闇の一族の末裔であることを知らされた主人公が魔法少女を倒す宿命に目覚める作品です。

ファンタジー系バトルみたいな導入ですが、れっきとした(?)日常系です。ストーリーが明確に進行していくタイプの作品であり、話が進むにつれて色々と衝撃的でハードな背景が明らかになってくるので、それに比例してどんどん物語に引き込まれる作りになっています。一部には「きららの皮を被ったまどマギ」ともしかし日常系だけあって基本はゆるい雰囲気で進行します(体感 日常:シリアス=8:2 ぐらい)。この絶妙なさじ加減が多くの魅力を生んでいる作品です。

 

ハクメイとミコチ

既刊:8巻

体長9cmほどの個性豊かな小人たちが送る日常生活を描いた作品です。

この作品の小人たちは、「小人」という言葉のイメージからは程遠い文明的で社会的な暮らしをしています。小さな体であることを忘れさせるぐらい逞しく生活する彼らの人情味溢れる人間模様が見どころの一つです。緻密に構成された質感のある世界観や描き込まれた風景などもそれを感じることができる大きな助けとなっています。

 

三ツ星カラーズ

既刊:7巻

小学生の仲良し3人組が街の平和を守る(?)ために奔走(?)して事件(?)を解決(?)する作品です。

主人公の少女たちの小学生ならではの自由奔放さや会話の突飛さ、そして何より微笑ましさを存分に味わうことのできる作品です。あとクソガキっぷり 自分自身が小学生のときの冒険心を思い起こされるような体験ができます。

 

ひとりぼっちの〇〇生活

既刊:6巻

ぼっち気質で今まで友達が1人しかいなかった主人公が故あって中学校でクラスメイト全員と友達になるべく奮闘する作品です。

この作品は上記の三ツ星カラーズと同じ作者の作品なのですが、作風はいささか異なります。主人公を含め個性の暴力みたいな性格と設定と名前のクラスメイトたちが各々に焦点を当てて描写されていて、登場人物たちの人間関係や思考の変化・進化ぶりを楽しむことができます。

 

亜人ちゃんは語りたい

既刊:8巻

世間にその存在を認められた亜人(デミ)の生徒たちとその世話役の教師による学園生活を描いた作品です。

現実の吸血鬼やデュラハン、雪女等に関する伝承に対する作中での考察や見解が合理的で面白いです。また、亜人という特徴に囚われない彼女達個人としての魅力も余すことなく描写されていて、そこはかとない現実の社会的少数者との付き合い方みたいな視点もあるのかな、という感じもあります。

 

となりの吸血鬼さん

既刊:6巻

現代社会に適応している吸血鬼と紆余曲折あって彼女の家に居候している人間の少女の暮らしぶりを描いた作品です。

吸血鬼としての生活の特性や苦悩なんかに人間が寄り添って生活していくというレミ咲でよく見る一癖ある作風ですが、彼女らの友情が着実に育まれていく様子が美しい作品です。基本的にコメディ調なので気楽に読めると思います。

 

少女終末旅行

既刊:6巻(完結)

文明が崩壊して人がいなくなった世界を2人の少女が緩やかに旅をする作品です。

世界観はとても過酷なものなのですが、それを完全に理解しているのは読み手だけであり、登場人物たちは穏やかに終末世界を謳歌している、というギャップがえも言われぬ感情を掻き立てる話です。僕は人類は全員ポストアポカリプスが好きだと(勝手に)思っているので、人類のみなさんは是非読んでみてほしいです。

 

アリスと蔵六

既刊:9巻

研究所を脱走した超能力を持つ少女が頑固爺さんのもとで暮らすことになる作品です。

壮大なスケールを持つファンタジーSF的世界観と暖かな人々のふれあいと成長の物語が同居している作品です。物語の基軸は意外にも非常にシリアスで、ストーリー展開も二転三転していくので勢いよく読める作りとなっています。

余談ですが主要登場人物の1人が当ページの一番上の作品の某キャラに似ているとtwitterで軽く話題になったのに釣られて視聴しました。釣られてよかった

 

アニメ化されてない作品

 

棺担ぎのクロ。 ~懐中旅話~

既刊:7巻(完結)

購入理由:雰囲気が好みだった&知人におすすめされたので

背中に棺を背負った少女がとある目的の為、不思議な同行者たちと世界各地を旅する作品です。

体裁こそ4コマ漫画ですが、全編を通してシリアスな成分の多いダークファンタジーといった雰囲気があります。しかしその内容にはどこか寓話の絵本のような不思議な優しさと心地よさのある話でもあります。大まかな話の傾向としてはきらら版「キノの旅」といった感じです(空気感は少し異なりますが)。物語全体もとても綺麗な形で完結しているので、個人的に是非おすすめしたい作品です。

余談ですが、作者は福井県出身だそうです(同郷)。

 

ぼっち・ざ・ろっく!

既刊:2巻

購入理由:twitterでおすすめしている人がいたので

所謂陰キャでずっと一人でギターを弾いてきた主人公が、とあるきっかけでバンドを結成することになる作品です。

主人公の設定が、実力はとても高いものの「陰キャ」であるが故に周囲に合わせて演奏することができない、という個性的なもので面白いです。基本的にコメディ調で物語は進行していくのですが、それ故に時折主人公を含む登場人物たちが魅せる場面が際立って格好いい、という作りになっています。是非何らかの形で音声のついた状態で鑑賞したい作品です。

 

シメジ シミュレーション

既刊:1巻

購入理由:作者の前作(少女終末旅行)が好きだったので

引きこもりすぎて頭からキノコが生えてきた少女が学校で頭に目玉焼きを載せた少女と友達になる作品です。

上記の意味不明不思議なあらすじに違わず、全編的に奇妙な雰囲気を漂わせている作品です。 しかしそれは不気味さや空恐ろしさを伴うものではなく、むしろどこか安らぎのようなものを感じさせてくれます。終盤には作品そのものを根底から揺さぶる展開もあり、今後の話の展開がとても気になる話となっています。

また、具体的な言及は避けますが、本作には上で紹介した作者の前作「少女終末旅行」との繋がりを示唆する描写が見受けられるため、予め履修しておくとより楽しめることと思います。

 

ぐるぐるてくてく

既刊:3巻

購入理由:twitterでFFの方におすすめしてもらったので(ありがとうございます)

都内の様々なスポットを「散歩部」の2人(と時々他のメンバー)が散歩しながら巡る作品です。

都内の街並みの中にある心くすぐられるような秘蔵のスポットが次々と登場し、そこに至るまでの足どりも含めて克明に描写されるので、実際に散歩しているような空気を感じられる作品です。また、散歩を主軸として描かれる登場人物たちの人間模様も全体的に可愛らしさに満ちていて、とてもにこやかな気持ちになれます。

 

行進子犬に恋文を

既刊:4巻

購入理由:twitterでおすすめしている人がいたので

女性将校の養成学校に入学した主人公と先輩がお互いに特別な関係になっていく作品です。

いわゆる百合と呼ばれるカテゴリの作品です。ひたむきで素直な後輩と硬派で色事に疎い先輩というある種王道的な関係性でありながら、その心情や間柄が時間の経過につれて刻一刻と変化していく様子が真っ向から丁寧に描かれていて完成度が高いです。また、特殊な舞台設定ゆえに軍服姿の少女が度々描写されるので、それが嗜好にストライクな人にもおすすめできます。

 

東方三月精

既刊:3+3+3巻(完結?)

東方茨歌仙

既刊:10巻(完結)

東方鈴奈庵

既刊:7巻(完結)

購入理由:東方Projectのファンなので

人間や妖怪、妖精や神などが暮らす「幻想郷」で起こる様々な異変を人間やそれ意外が解決する作品です。

いずれも東方書籍作品であるため一括して記述します。東方書籍はこの記事にある他の漫画作品とは少々毛色が異なっており、非常に大雑把に言えばファンブック的な性格の強い作品だと思っています。ゲームを始めとした各メディアで小出しにされる同作品群の世界観設定への認識を一層深めたい人向けといった向きが強いです(あとたまに付録でついてくる書き下ろしの新曲CD)。

 

送魂の少女と葬礼の旅

既刊:3巻

購入理由:本屋で試し読みして世界観が好みだったので

精霊の亡骸が放つ呪いに立ち向かい、魂を開放する「葬儀師」の少女の旅を描いた作品です。

ファンタジー然とした世界観を礎に、主人公が過酷な使命を乗り越えながら成長していく様子が描かれる冒険譚です。少女が呪いによる痛みや苦しみに耐えながら立ち向かっていく描写にはとても心惹かれるものがありました。直接的な負傷等は少ないものの痛々しい場面が多々あるため、そういうのが苦手な人は苦手だろうし、好きな人は好きであろう作品です。具体的な言及は避けたいので察してほしい

 

シャドーハウス

既刊:4巻

購入理由:本屋で大々的に宣伝されていたので

顔のない影のような「シャドー家」という謎多き一族に「生き人形」として仕える少女の奮闘を描いた作品です。

作品全体から底知れない不気味さを漂わせている作品です。決してホラーではないのですが、根本的に何かが捻じ曲がっている感じが見て取れ、話の展開としてもそういった歪みの部分に立ち向かう意志が描かれています。4巻時点で明らかにされていない謎がとても多いので、今後の展開が非常に気になっています。

 

SPY×FAMILY

既刊:3巻

購入理由:各所で面白いと話題になっていたため

凄腕のスパイがとある任務のため、同じく正体を隠している超能力者の少女や殺し屋の女性と共にかりそめの家族になる作品です。

登場人物の設定がとても個性的であり、作品の中核を担っています。主人公によるスパイ映画的な活躍もさる事ながら、互いに正体を隠す身分であるが故のすれ違いコント的なコメディ描写もあり、偽物の家族としてともに過ごすうちに家族の温かみを少しずつ知っていくというホームドラマ的な側面もあり、いろんなベクトルの面白さが凝縮された満足度の高い作品です。

 

 

雑記

僕が本格的に漫画というものを買い始めたのはここ5~6年ぐらいからの事なのですが、気づけばだいぶ色々と読んだなあと思い、せっかくなので列挙して紹介してしまおうと思い立ち書かれた記事です。少し前に引っ越しの荷造りでまとめてたら記憶の2.8倍ぐらい買ってて引いた

この記事を書いている段階で買った漫画のうち結構な割合が実家の方にある状態のため、詳細を失念していたり等の理由でこの記事に載せていない作品もいくつかありますのでそのうち追記される予定です。というかネット回線の都合でロクに書けない側面が大きい

この記事を読んで面白そうだと思った作品に触れてみたり、逆に僕に刺さりそうな作品を布教してみたり、そんな感じでご利用ください。僕は紙派なのでろくに調べてないのですが、多分電子書籍で手軽に読めるものも多々あると思うのでコロナ鍋のお供にでもどうぞ。