ゲームしタイチロー

ポケモンやポケモン以外のことを書きます

第1回流星群マイオナ杯使用構築 〜ボクは チャンピオンを 超える

 流星群で12/17(木)に開催されたマイオナ杯に参加してきました。

結果は予選が5-1でオナリーグ(※)1位抜け、決勝トーナメントで2回勝って見事優勝することができました。

(※参加者13人があみだくじで「マイリーグ」と「オナリーグ」に分けられた)

流星群に入って初めての優勝経験がこのマイオナ杯ということで、素直に嬉しいです。

以下、ルールの軽いまとめと僕の使用したパーティの紹介となります。

 ルール

1.過去3回分の「シングル厨のつどい」においてKPが2以上になったことのあるポケモンの使用は禁止

2.本大会開始前に参加者のPTを集計し、そこでKPが3以上になったポケモンの使用は禁止

 1のルールが設定された時点で相当数のメジャーポケモンの使用が禁止されました。中には「何でこのポケモン禁止になったの?」というもの(ガチゴラスジュペッタ等)や逆に「何で禁止になってないの?」というもの(ヌメルゴンテラキオン等)が居ましたが、2のルールの存在により後者は自然と抑制されるであろうという寸法です。

パーティコンセプト

色々なアイディアが浮かんでは消えていきましたが(暇があったら別記事で草案をまとめる予定)、僕が過去にやらかしてしまったやっていたNPCなりきりパ(※)に魅力を感じ、再びやってみようと思い立ちました。

(※当時はゲーチスパだった。詳細は↓記事にて)

ta1low.hatenablog.com

どのNPCパも1のルールに抵触するポケモンが1体は入っていることが多いので候補は大分限られましたが、最終的にこの方に白羽の矢が立ちました。

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ポケモンBW,BW2に登場したライバル兼悪の組織の(表面上)ボス兼準ラスボス、Nです。

Nの手持ちは以下。

ゼクロム(ブラック) or レシラム(ホワイト)

アバゴーラ

ギギギアル

ゾロアーク

アーケオス

バイバニラ

Nのパーティを使用する際の特徴的な点は以下の通りです。

・自由枠(代替枠)が入れられる

Nは上記の通り禁止級伝説をPTに入れています。実はルール要項の何処にも禁止級伝説が使用不可とは書いていないのでどちらか突っ込むのも理論上可能なのですが、今後の人間関係に重大な悪影響を及ぼす可能性があったので自重しました。するとPTに一つ空き枠ができるのでそこに1匹自分で考えてポケモンを入れられます。

普通にテラキオンヒヒダルマ等のハイスペックポケモンを突っ込むのではNPCパの意味がないので、極力「それっぽい」ポケモンを採択しました。

(追記)

後日気づいたのですが、

 

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(BWオープニングより)

ヒヒダルマ使えるやんけ

・格闘の一貫性がすごい

6体中4体が格闘抜群、等倍のアーケオスも弱気になったら終了です。今回のルールでは、アロー、クレセ、ガルド、ゲンガー、スイクン等のポケモンが軒並み消える点と、母数の多さにより2のKPルールを恐れず幅広くそこそこ強いポケモンを選べる点から格闘タイプは非常に多くなるであろうと予想していました(実際はそこまででもなかった)。したがってここのケアは厚くしておかなければならないと考えました。

メガシンカ不可

これは大した問題ではないです(そもそもメガシンカできるポケモンがほとんど使用不可の為)。

前回のゲーチスパと違いメジャーポケモンを考慮する必要がないため、タイプの偏り以外は大した足枷に感じませんでした。

それでは以下、実際に使用した個体と調整になります。

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ゼブライカ NN:ゼクロム ♂

せっかちAS 持ち物:いのちのたま 特性:そうしょく

ワイルドボルト/オーバーヒート/でんこうせっか/さきどり

ゼクレシの代替枠。世代、色、タイプが一致しているので芸術点的には最適解ではないかと思っています。

S116族という恵まれた種族値で主に先発で出して乱雑に相手をなぎ倒すのが目的です。テラキオンメガヘルガーココロモリの上を取れるのが偉い。ルチャブルに上を取られるのが虚しい。

先取りは格闘警戒で、珠(1.3)×先取り補正(1.5)で高威力格闘を奪って飛ばそうと考えていましたが結局使いませんでした。

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アバゴーラ NN:アキレス ♂

陽気AS 持ち物:ラムのみ 特性:がんじょう

からをやぶる/たきのぼり/ストーンエッジ/アクアジェット

積みエースその1。殻を破るとゼブライカと同速になる(偶然)。

直前までアバゴーラの型はわんぱくHBベースのハードロックにしようと思っていました(タスキ警戒で流行るであろうと思っていたステロで終了しない為と格闘により厚くする為)が、育成が間に合わなさそうだったので妥協しました積みが許された時の強さと天秤にかけてこちらを採択しました。技構成はまだ改善の余地があるかもしれません。(再びアバゴーラを使う機会があるかは謎だが)

結局1回しか選出しませんでしたが、その1回でラム食ってしっかりエッジを当ててくれたので十分に仕事は果たしてくれました。

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ギギギアル NN:ラジアン -

意地hAs 持ち物:ヨプのみ 特性:クリアボディ

アチェンジ/ギアソーサー/ワイルドボルト/マジックコート

積みエースその2。龍の舞の上位互換の積み技とダブルチョップの上位互換(?)の連続技を持つが本体の火力が足りない。

格闘の前で強引に積めるようにヨプを持っています。ヨプ込で意地A↑ズルズキンの膝耐え調整だったと思います。耐えても落とせないが

実際に上記のような使い方をすることはありませんでしたが、後続の一貫を見て打たれたバクオングの気合玉に発動したことはありました。その後ギアソーサーを耐えられて落ちました。

右端の不穏な技は思いつきで入れましたギミックパに対する申し訳程度のメタです。ギギギアル君は技スペじゃなく技が足りてないという悲しみを抱えているので何の制約もなく入れられました。打つ機会はありませんでした。

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ゾロアーク NN:パラメータ ♂

せっかちCS 持ち物:きあいのタスキ 特性:イリュージョン

あくのはどう/くさむすび/カウンター/おきみやげ

マイナー界の伝家の宝刀である襷カウンターで苦手な相手(主に格闘)を無理やり倒すのが役目。ただ警戒されまくるので実際に決まった回数はそこまで多くありませんでした。

どちらかと言うとS105+襷からの安定した攻撃性能が心強かったです。また見せ合いにいるだけで相手に疑心暗鬼を付きまとわせることができる(であろう)点も〇。

置き土産は後続の積み連中の起点を作ったりバイバニラの試行回数を稼ぐのに使おうと思っていました。Sの高さゆえ阻害されづらいのが強い。

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アーケオス NN:クローマ ♂

意地AS 持ち物:こだわりスカーフ 特性:よわき

ストーンエッジ/つばめがえし/いわなだれ/じしん

本構築のMVPその1。S110にスカーフを上乗せしたオーバースピードの奇襲が読まれづらく本当に強かったです。(最速スカーフヒヒダルマ抜き)

A140という凶悪な数値でエッジや燕を連打しているだけで強く、弱気も先制技持ち(主にマッパ、アクジェ、バレパン、礫)にさえ気をつければどうせ通常技被弾したら即死するので発動することはありませんでした。

無難に強すぎてあまり書く事がない。

 

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バイバニラ NN:フィボナッチ ♂

図太いHBs 持ち物:とつげきチョッキ 特性:アイスボディ

れいとうビーム/こおりのつぶて/ミラーコート/ぜったいれいど

本構築のMVPその2。71-85-95という中々の耐久ラインをフル活用して色々悪さをさせました。主に右端。

HBが意地鉢巻オノノクスの逆鱗耐え、HDがチョッキ込で控えめ眼鏡ヌメルゴンの大文字耐えという十分な耐久ラインを確保できたので、そこから冷B+礫でゴリ押すなりミラコで辛い相手を飛ばすなり零度打つなり零度打つなり零度打つなり色々できます。

大事な試合の大事な局面では大体零度を当ててくれた意識の高い子です。一撃技は神。

 

完全に蛇足and余談ですが、このバイバニラの親のバニプッチを借りようと地元の友人(マイナー使い)にLINEで連絡したところ、再三「LINE乗っ取りじゃないよな?」と確認されたのがめっちゃ面白かったです。バニプッチを要求するLINE乗っ取りって何だよ。

 

以上で簡単ではありますが紹介を終わります。めちゃくちゃ楽しかったので出来たら第2回以降もやりたいと思いました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

おまけ 〜自由枠に入るポケモンについて

今回はゼクレシの枠に実用点と芸術点を加味してゼブライカを入れましたが、他にも何匹か代替可能なポケモンはいるので、それらを採用した場合の利点と欠点について軽く書いておきます。

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アブソル

採用理由:白黒、ゼクレシと同じく陰陽太極図が元ネタ、伝説っぽい(?)

利点

メガシンカ枠が用意できる

・ステロや異常技の抑止力になる

僕が好み

欠点

・格闘の一貫が更にひどくなる

ゾロアークと思いっきり被っている

・世代統一が成立しない

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ゴロンダ

採用理由:白黒

利点

・格闘+悪の一貫が非常に強い

・耐久の数値にそこそこ恵まれている

・↑+捨てゼリフでサイクル戦ができるかもしれない

欠点

・格闘の(略)

・世代(略)

・「それっぽさ」が足りない気がする

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グラエナ

採用理由:白黒

利点

・威嚇が撒けて前歯が打てるので先発適性が高い

・みんな大好きカウンターが使える

・個人的に使ってみたい

欠点

全略。

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トロピウス

採用理由:名前

利点

・格闘の一貫を切ることができる

・天敵の消滅と氷の採用率低下により相当動きやすい環境であると思われる

・色合いがNに似ている(?)

欠点

・「Nの初期設定のフルネーム」という非常にニッチなネタ繋がりなので伝わりづらい(ナチュラル・ハルモニア・グロピウス)

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ヒヒダルマ

採用理由:Nのポケモンレシラムとのタイプ一致

利点

・ちからずくフレドラを雑に連射するだけで強い、多分トップメタレベル

・第五世代で統一できる

欠点

・スカーフをアーケオスに取られているためSが心もとない

・2のルールでKP制限に引っかかりそうだった(実際はそんなことなかった)

レシラム要素が薄すぎる

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シンボラー

採用理由:Nのポケモン、伝説っぽい(?)

利点

・格闘の一貫を切ることができる

・色々な面白い戦術ができる(書ききれないので各自調べてください)ので普通に強い

・第五世代で統一できる

欠点

・ゼクレシ要素が皆無

・電気の一貫ができてしまう

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アンノーン(N)

採用理由:白黒、形

利点

・格闘の一貫を切ることができる

・形でNパであることをアピールできる

欠点

上記以外全て

 

他に適任なポケモンがいたら教えてください。終わります。